高血圧に効果があるお茶
血圧を下げるお茶には、どのようなものがあるのでしょうか。高血圧に効果的だといわれているお茶には、たくさんの種類があります。
例えば、杜仲茶や黒豆茶、ゴーヤ茶なども血圧を下げるのに効果的なお茶だといわれていますね。
血圧を下げるお茶の中で最近話題になったのが、たまねぎ茶です。
たまねぎ茶といっても、たまねぎの茶色の皮の部分を煎じて飲むというもので、きれいで無農薬のたまねぎの皮があれば、自宅でも作ることができるでしょう。作り方は、玉ねぎ3個分の皮をよく水で洗って乾燥させて、500ミリリットルの水と一緒に鍋に入れ、沸騰させます。沸騰したら中火にして3分煎じて、茶漉しなどで漉して飲むというものです。
作り方自体はとても簡単ですが、無農薬できれいなたまねぎの皮を手に入れるのが大変かもしれません。もちろん、たまねぎ茶として市販されているものを使えば、もっと手軽にたまねぎ茶を利用できます。
市販のたまねぎ茶は、味も飲みやすく改良されているので、続けやすいですね。捨てることがほとんどのたまねぎの茶色の皮が高血圧に効果的なお茶になるなんて、ちょっと意外ですが、この皮には利尿作用があり、排泄を促して血圧を上げる物質を抑える働きがあるそうです。
また、黄色い色素はケルセチンというもので、このケルセチンも高血圧には非常に効果があるといわれています。血圧を下げるためにたまねぎ茶を飲むのであれば、1日3回くらい飲むと効果的です。食事中や食後に飲むのも良いでしょう。
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やっぱりアルコールはダメ?
高血圧とアルコールには、どのような関係があるのでしょうか?普通、高血圧を治療する場合は、アルコールの摂取制限をされることがほとんどです。また、日常的にお酒を飲む人とお酒を飲まない人を比較すると、お酒を飲む人の方が高血圧になる確率が高いというデータが出ています。
それに、たくさんのお酒を長期的に飲んでいると、不整脈を起こし、心不全や心臓肥大の原因にもなる事もあります。
しかし、アルコールが血管や心臓に及ぼす作用は、それほど単純ではありません。アルコールを飲むと血管を収縮させて血圧を上昇させる事もあれば、逆に血管を拡張させて血圧を下げたりする事もあるのです。
ある病院の研究の結果では、夜間にアルコールを摂取すると、血圧は夜は低く、朝から昼にかけて高くなる事が分かっています。
さらに、1日の平均血圧を見ると、アルコールを摂取している時期と禁酒している時期では、血圧に大きな差はありませんでした。つまり、アルコールが血圧に及ぼす影響は、実際よりも過大に考えられてきた事が分かります。
とはいえ、高血圧の人がアルコールを飲む場合は、男性は1日30ミリリットル以内、女性はその半分以下にするのが理想です。
エタノール換算なので、アルコール度数によって、飲める量が変わってきます。ビールなら大瓶1本、日本酒なら一合程度です。ただし、アルコール自体にもカロリーはありますし、一緒に塩辛いおつまみを摂ってしまわないように気をつける必要があるでしょう。